未来を担う人材を育成する
NPO法人WRO Japanは未来の科学者・技術者育成を目指し、子どもたち・教員・指導者への継続的な科学技術体験活動を支援する目的で、2008年3月より活動している団体です。子どもたちが継続的に活動できる環境を構築するため、以下のような科学技術体験の場と、指導者育成の場の提供をしています。
組織名
NPO法人 WRO Japan
理事長
島田 敏一
設立
2008年3月12日
所在地
〒108-0004 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4F
安西祐一郎 (東京財団政策研究所所長、日本学術振興会顧問、慶應義塾学事顧問)
長谷川 清(TRI-S コンサルティング代表)
金井 徳兼(神奈川工科大学工学部 電気電子情報工学科 教授)
理事長
島田 敏一(株式会社システムコボ代表取締役、一般社団法人富山県情報産業協会理事・地域情報化委員長)
副理事長
釘崎 隆史(宮崎市教育委員会 教育情報研修センター 情報教育コーディネーター)
理事
吉野 和芳(神奈川工科大学 情報学部 情報システム学科 教授)
理事
上田 悦子(鹿児島工業高等専門学校 校長)
日本は高度科学技術の推進を背景にものづくりを産業基盤として発展してきた。
こうした技術革新と製品サービスの高機能化は、研究開発製造を進める多くの科学者、技術者により支えられているといえる。 一方、将来の科学者、技術者を育む教育分野に目を向けると、小中学生の理科離れや大学工学部志望者の減少等、日本のものづくりを支える人材の減少が見られ、これは産業競争力の低下という事態を引き起こす危険性をはらんでいる。 将来においても科学技術による世界への高い貢献を進め、日本の産業競争力を高めるには、それを支える人材の育成が重要である。
我々はこの問題に対処すべく小中高校生対象に、ロボットをつくり動かし課題にチャレンジする国際的なロボットコンテスト(World Robot Olympiad)を2004年より毎年開催してきた。 WROは子ども達の創造性と問題解決力を育成することを目的に、日本全国の小中高校生を対象に各地予選会、全国大会、さらには国際大会まで実施されている。
多くの科学・技術体験機会を提供することで理数分野、科学・技術分野への興味関心を高め、小中高校生のものづくりへの意欲向上につなげている。
また、WRO国際大会への派遣、協力によって国際交流をはかるとともに子ども達が国際協調と国際競争力を身に付けることにより将来的に世界に貢献し科学技術創造立国日本を支える科学者、技術者の育成を目指した活動となっている。
2008年のWRO国際大会は横浜市で開催され、21カ国地域約700名の小中高校生が集まり盛況のうちに無事終了した。 今後はこれまでの活動に加え、教育シンポジウム等の子ども達の指導育成にあたる教員・指導者への支援活動も展開し、より多くの子ども達への活動機会、教育実践機会を広めていく。
我々はこうした子ども達の育成事業を産学官連携ボランティア・ベースの非営利活動を継続的に進め、かつ事業規模拡大に対応した企業団体からの協力受付を可能とする信用性をもった組織として特定非営利活動法人WRO Japanを設立する。
ものづくり日本を支える未来の科学者、技術者育成する。ロボット、ソフトウェアをつくり、競技する事を通じて、小中高校生の科学技術、ものづくりへの関心、意欲を高める
ものづくり日本を支える未来の科大学工学部入学希望者の減少、理科好き児童、生徒の減少への積極的な対応。学校教育現場、各種教育実践においてのロボットを活用した教育の拡大浸透。 コンピュータ、ソフトウェアを使ったものづくり教育の必要性の高まり。ロボット、組込みシステム(自動車、家電等含む)等のデジタル製品の高機能進展化と、それを支える人材育成熱の高まり。学者、技術者育成する。ロボット、ソフトウェアをつくり、競技する事を通じて、小中高校生の科学技術、ものづくりへの関心、意欲を高める
WRO Japanは、2004年に任意団体として発足したWROの日本における活動母体、 WRO Japan実行委員会を、2008年3月に、NPO法人化しました。 今後ともより多くの青少年、教員、指導者への継続的な活動機会提供を行ってまいります。
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一般社団法人 東京倶楽部